「EndNote」と「MathType」を使用する

「Pages」は「EndNote」と連係しています。これは、参考文献リストを作成したり引用文献を管理したりするプログラムです。この機能を利用するには、「EndNote X6」以降がインストールされていて、「EndNote」が開いたときに開くデフォルトライブラリを割り当てておく必要があります。

参考: Mac App Store から「Pages」をダウンロードした場合は、「Pages EndNote プラグイン v2.0」のインストールが必要になる場合があります。

MathType 6.7d 以降をインストールしている場合は、数式や方程式を書類内に含めるために使用できます。

引用文献を追加する

EndNote プラグインがある場合は、EndNote を使って引用文献を追加できます。引用文献は、書類の末尾の自動的にアップデートされる参考文献リストに追加されます。

  1. 引用文献を表示する場所をクリックします。

    引用文献を別の引用文献にグループ化するには、既存の引用文献の直前または直後に挿入ポイントを置きます。

  2. ツールバー の「挿入」 をクリックしてから、「EndNote 引用文献」を選択します。

    「EndNote」が開き、検索ウインドウが表示されます。

  3. 「引用文献を検索」フィールドにテキストを入力してから、Return キーを押して「EndNote」ライブラリ内で対応する引用文献を検索します。

  4. 「EndNote 引用文献を検索」ウインドウのコントロールを使用して、引用文献を書類内でどのように表示するかを設定するオプションを選択します。

    引用文献を参考文献リストにのみ表示し、書類には表示しないようにしたい場合は、「参考文献リストのみ」を選択します。

  5. リストから引用文献を選択し、ページ範囲を入力してから(必要な場合)、「挿入」をクリックします。

    引用文献が書類内の挿入ポイントに追加されます。「参考文献リストのみ」を選択しなかった場合は、書類の末尾に参考文献リストフィールドが追加されます。

参考文献リストのフォーマットを選択する

EndNote プラグインがある場合は、EndNote を使って、自動的にアップデートされる参考文献リストを書類の末尾に追加できます。

  1. 「EndNote」を開き、コンピュータ画面上部の「Edit」メニューから「Edit」>「Output Styles」>「Open Style Manager」と選択します。

  2. 「Pages」にフォーマットオプションとして表示したいスタイルを選択します。

    「Edit」>「Output Styles」>「New Style」と選択することで、独自のスタイルを作成できます。

  3. 「Pages」で、「編集」>「EndNote 引用文献」>「参考文献リストのフォーマット」と選択してから、フォーマットを選択します。

書類の本文テキストから引用文献情報をコピーして、(同じまたは別の)書類に引用文献をペーストすると、引用文献が追加され、参考文献リストフィールドが書類の末尾に追加されます。

「MathType」を使って数式または方程式を追加する

「Pages」には MathType 6.7d 以降が必要です。

  1. 数式を表示したい位置をクリックします。

  2. ツールバー の「挿入」 をクリックしてから、「MathType 数式」を選択します。

  3. 表示されるフィールドに数式を入力するかペーストします。

    「MathType」ツールの使用方法については、「MathType」のヘルプを参照してください。

  4. 方程式を保存するには、コンピュータ画面上部の「File」メニューで、「File」>「Close and Return to Pages」と選択してから、表示されたウインドウで「Yes」をクリックします。

    方程式が書類内の挿入ポイントに表示されます。数式を編集するには、数式をダブルクリックして再度「MathType」を開きます。